父は、四季が岳太郎である。
父の話すことは、よくあたることがある。
不況になることは、昨年、予言していた。父に言わせると、すでに、いくつかの兆候は見えていたという。
米国の拝金主義に近い金融政策の資本主義経済が破綻するということは数年前に話していた。もっとも、当時は、米国の政治・金融の独裁的やり方は間違っているといっていた父が何を言いいたいのかわからなかったが。
出版業界の不況に関しても、ずいぶん前からいっていたが、これは予測と言うよりは、すでに、出版しても本が得れないという状況が現れていた後のことだったと思う。ただ、この流れは変わらずにすっと続くということについても話していた。太郎は、情報の電子化という流れの当然の方向性なのだという。
父に言わせると、世の中のことを興味深く見ていれば、必然的にわかることで、本質とその表現形態の相関関係をふまえて状況をみていて、兆候が現れたら、すばやく察知するだけのことであるという。
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