うちの父、太郎は、化学者であるという現在形ではなく、あったと過去形にするほうがよさそうであるが、湯川先生は、天才物理学者である。うちの父とは、物理と化学の違いがあるが、天才か天才でないかの違いもあるのだろう。もっとも、本人は、物理と化学の違いのみの違いしかないと想っているのではないかと疑いたくなる節もある。
てなわけで、昨日、映画のガリレオに合わせてだろう、ガリレオΦがTVで放映された。大学生の時の事件が回想されつつ、助教授時代の事件が扱われている。
ちなみに、この回想の事件のほうでは、あの天才数学者となりうる石神も、後姿のみ、ちらっと登場したりする。
それにしても、湯川先生の犯罪の仮説の実証実験は、とおても、お金がかかるだろうし、どう考えても、そんな短期間で、必要な器具を用意できないだろうと思えるのが、あっというまに準備され、実験されてしまうのが、とても奇妙である。いったいどれほどの人間が協力したら、成立するか、誰か試算してもらいたいものである。
それなのに、そんなすごい実験を可能とするのだから、ひょうっとして、湯川先生は、大富豪の一族だったりするのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿