協力関係が築けずに、不協和音が鳴り響く世界の軋み。
この世界には、物がある。厳然としてある。
一方、人々の気持ちがある。これも、もやっとしているが、確かに有る。
この二つをつなぐものは、お金ではない。お金でつなごうとしても、それはただ、変換するための道具に過ぎない。
何を手にいれ、何を手放すのか?
生活、生き方。
価値観こそが、変換基準である。
お金がなくとも、生活が成り立てば、それは存在し続ける。
お金があっても、生活が成り立たなければ、それは存在し続け得ない。
生活が、成り立つかどうかは、お金の量ではない。お金の流れである。生活は活動なのだから。少ないお金でも、流れ、循環が起こっていれば、そこに調和があり、生活が成り立つ。お金があっても、循環がなければ、それはただの紙くずだ。
循環すること、それは、自分ひとりではなく、ある規模での関係が成り立っているということを示す。
循環する関係性を成り立たせることが、重要なことだと思う。
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