2008年9月14日日曜日

四季が岳美樹の冒険

 父、四季が岳太郎は、ミステリー好きである。テレビで、一緒にミステリー物をみたりすると、犯人を当てることが良くある。
 ホームズ君やコロンボ君や古畑君などの映画をよく見ている。
 本は、最近でこそ、あまり読んでいないようだが、昔はよく読んでいた。
 「四季が岳美樹の冒険」は、10年ほどまえに原型が作られていた。
 父、四季が岳太郎は、科学、それも分析化学が専門ではあるが、趣味として、ミステリーから、歴史や古典、文学、現代社会などのことに興味が移り、著作も、現代社会のこと以外のことを発表してきたいる。ミステリーから遠ざかっていたのだ。
 でも、太郎の作品は、殺人事件ではないにしても、歴史や文学について考察するのにおいて、推理することが満ち溢れている。
 手法という点からすれば、推理である。
 父、太郎曰く、思いつくことが一番大切なことで、その思い付きを実証することというのは、方法さえ知っていれば、自然と生まれてくることなのだという。
 思いつくことは、方法を知ってさえいれば、ある分野のことを長く深く考えれば、そのことも、自然と生まれてくるという。
 要は、考えるということが好きなのである。

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