2008年8月24日日曜日

容疑者Xの献身

 探偵ガリレオの最新作が文庫本になったので読みました。
 湯川先生は、相変わらず、理系の先生なのだなあと思いましたが、これまでの短編集とはちょっと、違った感じがします。
 湯川先生よりも印象に残るのは、石神先生です。たぶん、美里さんは、石神先生のことが好きなんだなと思います。石神先生は、どうも、見てくれは、かっこよくなさそうだけれど、良い先生のように思います。それは、授業風景にちょっと、感じられます。
 でも、とても、孤独な先生で、友達が一人もいないようです。石上先生の実力を理解しているのは、湯川先生のみのようですし、その湯川先生にしても、この事件があったから、石上先生のもとを訪れたものの、友達と言うべき存在ではありません。
 そういえば、湯川先生も、草薙刑事とも、友達と言うような感じでもないし、天才というものは、一人も友達がいないというものなのかしら。
 そういえば、父、四季が岳太郎も、友達がいないという点に関してのみは、湯川先生や石神先生と同じではあるのだが・・・・・
 

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