昨日のことである。
帰ってきた父は、夕食後、いつものように、2階の自分の書斎に閉じこもって、なにやら、読書やら、創作やらをしていたようだ。
けれど、夜中に降りてきて、居間やら、食堂やら、廊下やらをうろうろし、その後に、美樹のいる1階の書斎にやってきた。
珈琲がないない、どこにあるのだろうと騒いでいる。
2階で飲んでいた途中のペットボトルを、夕食のときに、1階に持ってきたと思うのだけれども、どこにおいたか忘れてしまったのだという。
やれやれである。
それなら、たぶん、冷蔵庫の中でしょう。
父は、素直に、冷蔵庫を開けてみた。
あった。
そうでしょう。夏は、飲み物は、冷蔵庫に有るのは普通なのだ。
父、太郎のように、お腹が冷えるからかしらないが、冷蔵庫で冷やさずに飲むから、冷蔵庫を確認しないほうが、おかしな存在なのだ。
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