父、四季が岳太郎、曰く、世の中は、複雑系であるという。
いろんなことが相互に関係しあって、成り立っているということを意味しているという。
原因と結果の関連は、個別の存在の間に関係性が生じることでおきている。その関係性が成り立つ前の状態から、関係性が成り立った後の状態に変化するとき、変化を引き起こした主たる要因を原因といい、変化した状態を結果と呼ぶが、一部分だけを切り出して考えると、確かに、原因と結果と言うように見えるかもしれないが、それは、一部分の事柄の変化に着目したときに、原因と結果があるように思えるが、状態変化ということでは、ある一つのことで変化しているのではなくい。多くの相互作用があり、その相互作用に強さ、弱さの強弱がある。その強さと弱さで、影響の度合いがことなり、影響が強い要因を原因と考える。問題は、人間が認識した強い作用と思うことが本当に強い作用を及ぼしているという現実を正しく理解できているかどうかで、この点に関しての人間の認識力に関しては、はなはだ、心もとない認識しか出来ない人がとても多いといわざるを得ない状況であろう。
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