2008年4月6日日曜日

もも七変化

1 「家政婦は見た」となるもも
 父、太郎が外出するとき、見送りに行くのだが、玄関の隅っこにあるコート掛けのの影から、そっと、太郎を見ている。
2 「飾り窓の猫」となるもも
 温かいときには、窓とカーテンと隙間に入り、置物状態となって身じろぎもせずに、外を眺めている。
3 「アリと対決した猪木」となるもも
 父、太郎がももにちょっかいを出すと、ももは、仰向けになり、父がちょっかいを出す手に攻撃を仕掛ける。その姿を見て、父が、形容した言葉だ。何のことだ?
4 「ほふく前進する」もも
 父、太郎と遊んでいることがるのだけれども、飽きてくると逃げようとする。そのときには、胴長の体を低くして、ゆっくりと父がなでている状態のまま、匍匐前進するかのように前進を始める。
5 「ケンシロウ」になるもも
 父、太郎とじゃれていることがあるけれど、時として、戦いとなる。そのときには、行事良い体勢から、すばやく前足をのばし引っかく。ときとして、「ヴぁお」と規制を発するときもある。
6 「猪突する」もも
 若いとき、ももは、誰かが来たり、出かけるときに、玄関が開くと、やってきては、扉の隙間から一気に外に駆け抜けた。いのししと化すのである。
7 眠り猫
 でも、ももは猫である。昼間でも寝ているときがもっとも多い。

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