必要なものを必要なときに手に入れる。
父、太郎曰く、消費と生産の基本は、必要であるという。
必要とは、必ず要するものということで、不要ではないということ。存在する意味のあるもの。不足でも過剰でもないこと。
求めすぎても、求めなくても、適切ではない。
適切とは、人と人の存在に見合った状況とが合致していること。
簡単がよい。簡単が美しい。不要なものはないほうがいい。必要なもののみがあることが良い。
そんなわけで、父、太郎の生活は、単純。簡単である。
なんせ、考えることが好きなのだから。見ていると、単に、いるだけである。
ただ、本人曰く、頭の中は回転している。回転していないこともあるが、それでも、行動していない分、回転している、なんていう。
こんなふうに、父、太郎が簡単なのだから、その状況も簡単である。
ただ、ときたま、へんなことを言うこともある。
やっぱり、考えているんだと思うこともあるが、分かりにくくて困ることが多い。
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